4月のキャロム・セッションは新年度が始まったばかりの2日(金)でした。雨模様との天気予報を心配していましたが、幸い天候の回復が早く、暖かい春の宵になりました。学校が春休みなので、小学生の参加があるかと期待していたのですが、こちらは予想を裏切られ小学生の参加は無し。保護者の仕事の都合がつかなかったようです。桜の満開宣言が出た直後の金曜日とあって、仕事関係の花見に行った人も多かったようでした。
しかし、会社の花見を断って参加してくれた人、家族全員で参加された方などもいて、結果的には16人が集まりました。JCFのセッションは平日なので、ほとんどの人は仕事帰りか学校帰りの参加で到着時間もまちまちです。セッションが始まる夜7時から1時間半くらいの間に、三々五々集まってきます。そのため、人数の少ない早い時間帯はシングル戦を、そしてだんだん人が増えてくるとダブルス戦へ移っていくのがいつものパターンです。今回は、「生まれる前からキャロムをしていた」とウワサの中学生、佑太朗君がセッションに初参加。会場に到着するや日本チャンピオンのManojさんの特訓を受けていました。Manojさんは、佑太朗君に手加減せずに練習をつけてくれます。佑太朗君もかなりの腕なのですが、本場インドで5歳からキャロムをやっていたManojさんには、まだかなわないようです。
最近のセッションは毎回15人前後が参加し、なかなかの盛り上がりを見せています。日本に(というか今のところは東京周辺に?)少しずつキャロムが浸透してきたということでしょう。一度、遊んでみればたいていの人はハマってしまうというシンプルで奥の深いゲームです。経験できる場がまだ少ないのが残念なのですが、今後はデモンストレーションの場を増やしてより多くの人に知ってもらうようにしたいと思います。今回のセッションは経験者ばかりだったので、真剣勝負があちこちで見られました。
セッションのもう一つの楽しみは、やはり食事。春とはいえ、夜ともなると花冷えで寒くなってきました。そのためか飲み物の注文をとると、ホットコーヒーが珍しく一番人気。いつもはビールの注文が多いので、参加者には飲んべえが多いのかも知れません。食事の間は、仕事の相談や商談めいた話をする人もいます。仕事の話はNGなんてヤボなことは言いません。いいチャンスですから、どんどんこの場を利用してください。歓談に花を添えるのは、ファイア・ハウス(FIRE
HOUSE DELIVERYSERVICE)さんの美味しいアメリカン・ディナーです。
|