■第7回日韓キャロムトーナメントのレポート
 
Photo by C. Higashio  

  第7回日韓キャロムトーナメント(以下「日韓戦」)は、2013年6月22日(土)、下北沢の東洋興業ビル3階のスタジオで開催された。
 韓国からキャロムプレーヤーが14人来日。このうち12人は韓国の中学校の体育教師である。これまで、日韓キャロムトーナメントは小規模で行われていたので、これほど多人数での大会は初めてであった。韓国から女性プレーヤーが参加したのも久々のことである。

 日韓戦は、本来、優劣を競うものではなく、両連盟の友好親善を目的として続けてきたものである。これまでは小規模で行われていたので、今回もあらかじめJCFカップと同じ会場を確保していた。しかし大会が近づいてから韓国からの参加者が大幅に増えたため、場所もボードの数も足りなくなり、両国のプレーヤーを急遽2つのグループに分けて試合のスケジュールを組んだ。

   
   

 シングルス戦では、グループA(8人対8人)、グループB(6人対6人)が、それぞれ3回戦を行った。また、ダブルスでは、ディビジョン1(4組対4組)、ディビジョン2(3組対3組)で、それぞれ1回ずつ対戦した。

シングルス
時 間 区分(対戦人数) 対戦数
10:00〜10:40 グループA (8人:8人) 第1回戦
10:45〜11:25 グループB (6人:6人) 第1回戦
11:30〜12:10 グループA (8人:8人) 第2回戦
12:15〜12:55 グループB (6人:6人) 第2回戦
13:45〜14:25 グループA (8人:8人) 第3回戦
14:30〜15:10 グループB (6人:6人) 第3回戦

ダブルス
時 間 区分(対戦人数) 対戦数
15:30〜16:10 ディビジョン1 (4組:4組) 第1回戦
16:15〜16:55 ディビジョン2 (3組:3組) 第1回戦

 今回、韓国から参加した体育の教師たちは、まだ1年足らずのキャロム歴である。しかし、次回の日韓戦では相当スキルアップしてくると考えられる。日本チームは韓国以上に練習をする必要があると実感した。


     

 試合後の懇親会は、会場に近い下北沢の居酒屋で。両国のプレーヤーのほかキャロム関係者が特別参加し、30人規模での宴会となった。
 簡単な開催挨拶、乾杯が行われた後に、恒例の日韓お土産交換。なによりも韓国チームは体育会系なので、独特のノリで宴会を盛り上げてくれる。体育教師たちはみな若いので、生ビールの一気飲みなどがあちこちで見られる。危険なのでほどほどにしたほうがよさそうだ。
片言の日本語、韓国語そして英語を駆使して、それぞれがコミュニケーションを図った。今回の懇親会では、いつもと違いなぜか日本酒のリクエストが多かったようだ。3時間の食べ放題、飲み放題の宴会は、あっという間にお開きの時間となった。

 ここまでで日韓戦のすべての日程は終了。しかし、韓国の若い教師たちと日本の若いプレーヤーたちは、飲み足りないのか、次の店へと繰り出していった。

   
   


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