■第12回JCFカップのレポート
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第12回JCFカップは、2014年11月9日(日)に下北沢の東洋興業ビルで開催された。この日、多くの人が参加できるのではないかと日取りを決めたが、トッププレーヤーの一部の人が参加できなかった。また、直前に入院する人も出て、14人でチャンピオンの座を争うことになった。
今回は、スイス・トーナメント・システムよりも試合結果が正確に出るリーグ戦とトーナメント戦の組み合わせで行うこととした。予選は14人をA、Bの2つのブロックに分けリーグを行い、2つのブロックの上位2位まで準決勝に進出し、トーナメントで争うものである。国際大会では、スイス・システムでのシングルス戦と、リーグ戦とトーナメント戦の組み合わせでのシングルス戦がある。
昨年の優勝者と準優勝者をシードとして、AとBに振り分け、あとのプレーヤーは抽選によりブロックが決められた。Aブロックは強豪が集まってしまったが、これも運である。
準決勝は、Aブロック1位とBブロック2位が、Bブロック1位とAブロック2位が対戦した。この準決勝と同時に2つのブロックの3位による5位・6位決定戦が並行して行われた。
決勝でチャンピオンの座を競うのは、現チャンピオンのダンミカ・サマラセカラさんと前チャンピオンの松原徹さんが勝ち上がってきた。決勝戦と並行して3位決定戦も行われ、会場は熱気に包まれた。特に決勝戦では、ダンミカさんと松原さんの一進一退の試合が繰り広げられ、8ボードまでもつれ込んだ結果、松原さんが21:10で雪辱を果たし、チャンピオンに返り咲いた。
今回は主力プレーヤーの一部の人が出場できなかったが、参加したプレーヤーの腕も上がってきているので、来年の大会では上位争いが激しくなると思われる。
表彰式の最後に行われるキャロムボードの抽選会では、3年連続で同じプレーヤーが幸運を引き当てた。それも今年は、キャロムボードを所有していない人に当たるよう、特別な配慮がなされたにもかかわらず強運の持ち主がいたのである。
参加したプレーヤーの皆様、下北沢大学のスタッフの皆様、それに応援に来てくださった皆様、お疲れさまでした。
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