第14回JCFカップのレポート

 第14回JCFカップは、2016年9月25日(日)、下北沢の東洋興業ビルで開催された。JCFカップは、11月にバーミンガム(英国)でワールド・チャンピオンシップが予定されているため、9月に前倒ししての開催となった。


 チャンピオンを決める大会であれば単純にトーナメント方式で運営できるが、合わせて順位も決める必要があるため、毎年、参加人数によって試合形式を決めている。

 今回の最終参加人数は12人。AとBの2つのブロックで予選リーグを行い、Aの1位とBの1位が優勝決定戦に進み、Aの2位とBの2位が3位決定戦を戦う。以下、各ブロックの3位から6位同士が順位を競う。第13回JCFカップの順位1位から4位までをシードとし、参加全員が抽選でブロックに分かれた。



 予選のリーグは5回戦を終了した時点で、昨年のチャンピオンのダンミカ・サマラセカラさんと元チャンピオンの松原徹さんが、リーグ戦のトップとなった。優勝決定戦の前に、3位決定戦と5位から12位までの順位決定戦が行われた。

 優勝決定戦では、サマラセカラさんと松原さんは、一進一退の攻防を繰り広げた。松原さんは7ボードまで有利に試合を進めてきたが、サマラセカラさんが最終の8ボードで粘りの逆転優勝で幕を閉じた。
 この優勝決定戦の熱戦は、インターネットテレビの「FRESH! by Abema TV」で放映したものがアーカイブとして観ることができる。

   FRESH! by Abema TVのURL   https://abemafresh.tv/carrom

(優勝決定戦のスコアカード)
松原 徹 ダンミカ・サマラセカラ
ボード 先攻 クイーン コイン数 合 計 クイーン コイン数 合 計
M Q
S Q
M Q
S Q
M 10 Q
S 10 Q 12
M 16 Q 12
S 16 Q 18

 試合中に声を出すことは反則となるので、すべての試合が終わると会場は賑やかになる。そんな雰囲気のなかで、優勝、準優勝、3位までの表彰式が行われ、引き続いて、参加者が楽しみにしているランキング証の授与式があった。昨年も、笑いを飛ばしてくれたお笑い芸人「第2PK」のひろみさんは、元気よく次回のJCFカップにかける意気込みを誓ってくれた。


 プレーヤーの皆様、お疲れさまでした。

 


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