第6回JCFカップのレポート


 7月19日(土)、もうお馴染みの国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて第6回JCFカップは開催された。

 今回、ディフェンディング・チャンピオンが参加できないので、「我こそは」と闘争心をかき立てられた人が多いのではないかと考えていました。エントリーを締め切ってみると、なんと半数が新しいメンバーでした。なかには、事前に岡山大会を開催し、この上位の人がエントリーをするという嬉しい話もありました。

 JCFカップではチャンピオン戦とランキングを同時に決める必要性から、コンピューターによるスイス・トーナメント・システムを用いています。順位を正確に決めるためには、総当たりのリーグ戦が望ましいのですが、限られた時間ではコンピューターに頼わざるを得ません。


 1回戦は、対戦相手をこのコンピューターソフトがランダムに組み合わせてくれます。そして2回戦は、1回戦の勝者同士、敗者同士が対戦します。また、このソフトでは得点のほか、対戦した相手の力などを加味して、総合的な順位づけが行われます。今回のシングルス戦では、5回戦を行い、1位と2位の決勝を行わないことが、事前に決められていました。

 スイス・トーナメント・システムで第1回戦の組合せが決められ、予定どおり2時に「プレー」のコールがかかりました。スタッフが仕事が終わるまで参加できないので、プレーヤーである役員が時計係を兼ねました。

 3回戦まで全勝が1人という大波乱でした。この暫定1位と2位のつぶし合いの試合が同一カードで続き、その間にポイントをあげた小清水さんが僅差でチャンピオンの栄冠に輝きました。なお、上位5人は、いずれも月例のキャロム・セッションで練習をしている人達でした。


 その後、練習も兼ねシングルス戦の緊張を和らげる目的で、エキシビションとしてダブルス戦が行われました。試合形式は勝ち抜きのトーナメント制で、組合せはシングルス戦の成績により機械的に、そしてスタッフを含めて一部抽選で、ペアが組まれた。ダブルス戦では、エキシビションであることから、試合中の会話、私語などはOKのルールとしました。

 第1回戦からギャラリーとして試合を見ることができました。ギャラリーに囲まれているので、シングルス戦とは全く雰囲気の違う試合となりました。そして、決勝では特別に用意されたブルーボードで決勝戦が行われ、石田・柴野組が優勝を飾りました。

▲top

What's Carrom? | Profile | Equipment | Rules | Boards
News | Backnumber | Application | Guestbook | Links | Home

Copyright(C)2001-2016 Japan Carrom Federation (Tokyo)
無断転載・引用禁止
日本キャロム連盟(東京)