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■第8回JCFカップのレポート
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第8回JCF杯が、2010年10月30日(土)「下北沢大学」とのコラボレーションで開催された。
参加者は、当初、最大16人としていたが、「下北沢大学」からキャロムボードを借りられることになったため参加枠を2人広げ、計18人でのトーナメントとなった。
当日は、大型台風が関東に向けて接近、朝から風雨が強くなるという最悪のコンディション。岡山や名古屋からの参加者が、無事に到着できるかどうか心配されたが、集合時間前に参加者全員が会場入りできたのは幸いだった。
Iさんが、会場の案内とデコレーションのためにバルーンを持ってきてくれた。ガスではなく手動の空気入れでふくらませるもので、参加者に協力してもらい空気を入れたが、これが思いのほか重労働だったようだ。
試合形式は、スイス・トーナメント・システム。ただし、今回はトーナメント経験者と未経験者がほぼ半々だったため、2つのグループに分けてくじ引きを行い、1回戦のみ経験者と未経験者が対戦する形をとった。この1回戦は、ルールなどを確認するため、例外的に対戦者同士で話をしてもよいとした。2回戦以降は、コンピューターのスイス・トーナメント・システム「Carrotomic」が対戦相手を決定する。
1回戦は、トーナメント経験者と未経験者の対戦なので、試合は短時間で終わと予想していたが、3組がなかなか終了しなかった。いずれも、いつもはかなり上位にくるプレーヤーの組なのだが、この中の2人は、後から聞いた話ではバルーンの空気入れを手伝ったため、腕がガクガクになっていたそうだ。お陰でなかなか思うようにストライカーを弾けなかったらしい。
そういえば、アメリカでワールドカップに参加した時、スリランカ人のウダラさんから言われたっけ。「試合当日はなるべく右手で重いものを持たないように」と。そう考えると試合直前のバルーンの空気入れは、かなり無謀だったようだ。
5回戦が終わった時点で1位と2位になった2人による決勝戦。ウダラさんが25対0の完勝で優勝した。今回、新しくなった優勝カップは、ウダラさんに手渡された。
参加のプレーヤーの皆様、下北沢大学のスタッフの皆様、お疲れ様でした。
(注)第3回ワールドカップのなかで行われたスイス・システムによるシングルス戦では、日本と同じエクセルで組んだソフトを使用した。やはり、対戦した相手のレベルを評価している。このシステムは人数が多ければ多いほど有効な結果が得られる。
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