北沢音楽祭のレポート

  「異世代共存響声」というサブタイトルのついた「第17回北沢音楽祭」が、7月5日から7月8日まで下北沢で開催された。今回、この音楽祭のスタッフをしている会員から、キャロムのデモをしたいので日本キャロム連盟に協力して欲しいという要請があった。音楽祭とキャロムがどうコラボするのか想像もつかないが、キャロムがやれるということなら大歓迎だ。

 キャロムのデモンストレーションは、7〜8日(土 日)の2日間。会場の北沢タウンホール1階の広い吹き抜けのスペースにキャロムボードがセットされた。すぐ隣にはエンターテインメントのステージがあり、いつもは静かな空間でプレイするキャロムも、今日は大音響のなかでのデモである。ステージでは途切れることなくアコースティックライブ、大道芸、その他パフォーマンスやお笑いが続いている。

 キャロムのデモ中に参加者がミラクルショットを打ち、プレーヤーが思わず拍手すると、ライブのパフォーマーから「サンキュー」のかけ声がかかる。実にシモキタらしい、おもちゃ箱をひっくり返したようなお祭りである。


 キャロムのデモをしていると、隣りのステージから「キャロムは面白いゲームですよ。よかったら、帰りに試してみるといいですよ」という声が聞こえてきた。壁に貼ってあるプログラムをみると、「お笑い・オープンマイク」とあるので、誰でも飛び入りで出演できる時間帯ということだろう。そこに立っていたのは・・・あれれ? さっき隣のボードでキャロムをしながら、「面白い!面白い!」と大声で叫んでいた人だ。

 ミニドラムなどの楽器を使い、テンポのいい話術で「デッカチャン、デッカチャン」と連発して観衆の笑いを誘う。ついついデモンストレーションの手を止めて、この芸人さんのパフォーマンスに引き込まれてしまう。お笑い芸人デッカチャンは、ステージが終わると「またキャロムをしましょう!」と言って去って行った。後でスタッフに聞くと、デッカチャンは、あの吉本興業所属の芸人さんなのだそうだ。(恐れ入りました)

 キャロムもデッカチャンも面白い。どちらも何かのきっかけがあれば大ブレークすること間違いなし(?)である。  
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